片付いていないと、なんとなくモヤモヤする。それは部屋の中だけでなく、遺言や将来の備えも同じです。ごちゃごちゃをすっきりととのえておく——それが&onのおすすめです。
なかでも、「自分の意思をどう伝えるか」は後回しにされがちな備えです。大きく2段構えで考えます。ひとつは、あなたの意思をその先へ引き継ぐ備え(遺言・相続)。もうひとつは、生きている間に判断能力が変わっていく可能性への備え(任意後見など)。どちらも、多くの方がまだととのえていません。それが普通です。
司法書士、弁護士、リーガルサポート、ホームロイヤー——専門家はあなたの代わりに決める人ではありません。どうしたら自分の意思がちゃんと伝わるか、その準備を一緒に考えてくれる相談先です。とはいえ種類が多く、結局どこに相談すればいいのか分からなくなってしまいますよね。
でも大丈夫。相談先は、いくつかの質問に答えるだけで自然に決まります。備えあれば憂いなし、と言います。ととのえておけば、「もし〇〇だったらどうしよう」と、同じ不安を毎日ぐるぐる考えなくて済みます。さあ、生きる準備をしようか——まずは動いてみませんか?
以下のSTEP1(遺言・相続)→STEP2(判断能力の変化への備え)の順にたどれば、両方がととのいます。一つずつ、順番に進めていきましょう。
最後まで自分の意思で決めていくつもりで、その思いを亡くなったあとにちゃんと引き継いでもらう備え(遺言・相続)
認知症などで、だんだん意思を伝えにくくなっていくことに備える(任意後見など)
※ まずはSTEP1から。読み終えたら、そのままSTEP2に進んでください。
あなたに合った相談先を診断する
以下の質問に、順番に答えていくだけで、STEP1(遺言・相続)とSTEP2(判断能力の変化への備え)、どちらの相談先も分かります。
⚠️ 財産だけでなく「負債(借金)」も相続の対象になります。もし負債がある場合は、早めに司法書士・弁護士に相談を。相続人が3ヶ月以内に相続放棄を検討できるよう、生前に伝えておくと安心です。
⚠️ 土地・建物をお持ちの場合、相続登記が2024年4月から義務化されています。診断でどの専門家に行き着いても、登記そのものは司法書士が担当します。
体調が少しずつ変わっていくように、判断能力も少しずつ変わっていくことがあります。「任意後見」は、判断能力があるうちに誰にどう対応してもらうか契約しておき、実際に判断能力が下がったらその契約が発効する、という二段構えの仕組みです。診断の後半で、この備えについても質問します。
おすすめの相談先
弁護士
遺留分など踏み込んだ判断・交渉が必要です。相続人全員の合意がないと片付かないこともありますが、合意できなくても自分の意思を残す備えには進めます。
おすすめの相談先
司法書士
協議書の作成や手続きを進めましょう。
財産はありますか?
おすすめの相談先
司法書士
遺言書の作成を進めましょう。
おすすめの相談先
弁護士
遺留分など踏み込んだ判断が必要です。
おすすめの相談先
司法書士
遺言書の作成を進めましょう。
今欲しいのは、任意後見の備えだけですか?それとも法律相談も継続して頼りたいですか?
おすすめの相談先
リーガルサポート
公益社団法人。全国約8,700人の司法書士が参加し、任意後見人になれる司法書士を紹介してもらえます。
おすすめの相談先
ホームロイヤー契約
弁護士に法律相談を継続的にできる、生活密着型の支援です。そのまま任意後見人になってもらう流れも一般的です。
まとめ
| あなたの状況 | 相談先 |
|---|---|
| STEP1-1:今ある相続で対立・トラブルになっている | 弁護士 |
| STEP1-1:今ある相続で対立はない | 司法書士 |
| STEP1-2:相続人がいない+財産がない | STEP2へ(見守りの検討が先) |
| STEP1-2:相続人がいない+財産がある | 司法書士(遺言作成) |
| STEP1-2:相続人がいる+法定相続分と違う分け方をしたい | 弁護士 |
| STEP1-2:相続人がいる+法定相続分どおりでよい | 司法書士(遺言作成) |
| (共通)土地・建物がある場合 | 相続登記は司法書士が担当(義務化・2024年4月〜) |
| STEP2:任意後見の備えだけで十分 | リーガルサポート |
| STEP2:法律相談も継続して頼りたい | ホームロイヤー(弁護士) |
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*このシリーズ「備えの基礎知識」の総まとめ記事です。個別の詳細は関連記事をご覧ください。*


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