この記事は「一人暮らしのもしものとき、何が起きる?」の続きです。まずそちらを読んでから、こちらへどうぞ。
賃貸住宅で一人暮らしをされている方へ、特有の「もしも」をお伝えします。
持ち家と違い、賃貸には大家さんや管理会社との関係が生まれます。亡くなった後の部屋は「誰のもの」で「誰が片付ける」のか。知らないままでいると、残された方が困ることがあります。
亡くなった後、部屋はどうなる?
賃貸住宅で入居者が亡くなった場合、賃貸契約は自動的に終わりません。
相続人(家族・親族)が契約を引き継ぐ形になり、相続人が解約手続きをするまで、家賃は発生し続けます。
手続きの流れ(おおまかに)
- 家族や管理会社が死亡を把握する
- 管理会社に連絡し、契約の解約手続きを開始する
- 荷物(遺品)を引き取るか、遺品整理業者に依頼する
- 原状回復の確認・費用の精算
- 鍵を返却して解約完了
相続人がスムーズに動けるためには、管理会社の連絡先と、保証人の情報が手元にあることが大切です。
「心理的瑕疵(かし)」という問題
賃貸住宅で孤独死・事故死などが起きた場合、その部屋は「心理的瑕疵物件」になる可能性があります。発見が遅れるほど、この影響は大きくなります。
孤独死保険(残置物保険)の話
入居者型の特約を使えば、遺品整理・残置物撤去の費用、原状回復費用の一部を補償できます。月額300〜800円程度から加入できる商品もあります。
今加入している火災保険に、この特約がついているか確認してみてください。
くわしくは → 孤独死保険(残置物保険)とは?
備えとしてできること
管理会社の連絡先・保証人情報を書き残しておく。死後事務委任契約を検討する(家族がいない・頼める人がいない方に特に有効)。
くわしくは → 死後事務委任契約とは?
合わせて読みたい:
– 一人暮らしのもしものとき──共通編
– 孤独死保険(残置物保険)とは?


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